2014年07月24日
南北海道大会 決勝戦
小樽潮陵 000 000 000 | 0
東海大四 100 000 00x | 1
南北海道大会の決勝戦。初の甲子園にあと一歩まで迫った後輩達の試合を観戦してきました。地力で上回る東海大四高を相手に、一歩も引けを取らない堂々とした決勝戦でした。投手の原田君は、昨日の大乱戦を完投した疲れも見せず、切れのあるストレート、スライダーで相手打線を抑え、守備も再三の好プレーを見せました。打線は、好投手西嶋君に押さえ込まれましたが、スイングは鋭く、後半は良い当たりが出るようになり、6、7回には惜しいチャンスも作りました。あと一本出ていれば、結果はどうなったものか…
東海大四の西嶋投手、相手打線が対応して来はじめた後、8、9回に見せた、ギアチェンジしたようなストレート素晴らしかったです。
両チーム、エラーもなく、決勝戦に相応しい引き締まった好ゲームでした!
自分はたった一週間だけの野球部生活だったのですが(^^; 同期のレギュラーの一人は、当時のユニフォーム(今とほとんど変わらない)を着込んで、自分に重ね合わせて気持ちのこもった応援を続けてました。そして同期の4番バッターは、今や北海道高野連のお偉いさんになっていて、表彰式でにこやかに大活躍の後輩に声をかけてましたが、もし勝っていたら表彰する側が号泣していたのではないでしょうか。それも見たかったような(笑)
FBでは甲子園で同窓会だの声も飛び交ってましたが、残念ながら実現せず。でも、仕事を抜け出してきた旧友達がちらほらと。試合終了後、あわてて仕事に戻る姿もありましたが、円山球場のスタンドでのプチ同窓会ができました(^^)
落ち着いた好守備を見せていた潮陵高校キャプテンのtwitterへのリンクです。すごく良い写真。若者はいいね〜素晴らしいね!
https://twitter.com/tbs_510/status/491912933182406657
2013年04月06日
野球場としての魅力を落としてゆく札幌ドーム
野球場ってきれいなんですよ。狭い通路を抜けスタンドに出たときに目に入る、カクテルライトに照らされた広い芝生のグリーンの空間は、とても美しいと思います。
そこに、「チケットはセブンイレブン」などと、これから行われる野球のゲームとは全く関係ない広告宣伝の文字をでかでかと書いてしまう無神経さが全く理解できません。
野球には全く興味のない人が、こういうことするんだろうな。札幌ドームの広告表示がどんどん酷くなっているのは、札幌ドームの意向なのかファイターズの意向なのか・・・
絶対にセブンイレブンでチケットは買わないぞ。
2012年05月06日
イチロー選手
もう一年も前のことですが、2011年4月、シアトルで見たイチロー選手です。4試合見たのですが、調子は良くなかったようです。
でも凄かった。

イニングの合間に、ベンチから守備位置に走るイチロー選手です。走る姿が美しい。電気自動車がスーッと加速するように、なめらかに滑るように守備位置に付くのです。
そして、守備。
せっかくのMLBなので、基本的に内野の、プレーが近い席で観戦していたのですが、一試合だけは、イチロー選手の後ろからイチロー選手のプレーを見ようと思っていたので、ライトスタンドに席を確保しました。
その試合、大飛球に背走し、フェンス際ぎりぎりでキャッチという「普通のファインプレー」もよかったのですが、凄かったのは、ライトのライン際にふわっと落ちるヒットになるだろうという当りが出たときのこと。
打った瞬間に打球方向のライト線に向かってダッシュするのは当然なのですが、普通であれば、すぐに、打球が落ちると判断して、スピードを落とし気味に後ろから回り込み、安全にワンバウンドで捕球するような打球でした。
ところが、イチロー選手、全力で打球近くまで走り、そして、最後の数歩で急ブレーキをかけたのです。結果は同じくヒットでも、途中までは完全に取りに行ってました。あれを取りに行こうとする選手は、他にはいないだろうというような打球でした。
そして、定位置に戻るイチロー選手にヤジが飛びました。
「イチロー、衰えたな!5年前ならば間に合っていたぞ!!」
5年前なら追いついていたかどうかはわかりませんが、少なくとも、今でも、本人が追いつけると判断して打球を追っていることが凄かったです。取れるはずのない打球です。信じられないようなプレーを見せてもらいました。

2012年05月02日
松井がんばれ!

昨年4月、シアトルで見た松井選手です。
失効しそうなマイルがあったのと、気分転換?のためにMLB観戦に行くことにしたのですが、年齢的に、そろそろキャリアが終わりに近づいているイチロー選手のプレーを生で見たことがなかったので、シアトル・マリナーズのスケジュールをチェックすると、これも、そろそろ・・・の松井選手の所属するオークランド・アスレチックスとのカードが、都合良く組まれていたのでした。
出発前に、松井選手がかなり調子を落としていること、出だし好調だったイチロー選手も、少し調子が落ち気味になってきたことが気がかりでしたが、それでも、この二人のプレーを見るのは、おそらく最後だと思っていたので、とても楽しみでした。
で、一人で特に観光したいところがそんなにある訳でなく(^^;毎日、試合前の練習からじっくりと野球観戦ができて良かったのですが、松井選手、調子を落としすぎというか、これ、もうダメなんじゃないか?というくらい酷い状態でした。練習のフリーバッティングで、ほとんどまともな打球が飛ばなかったのです。
当然のように、出してもらった試合(観戦した最初の試合は、出場なし)でも全くよいところがありませんでした。(この写真は連続で取ったのですが、このあと、無様なスイングになっています)
その後もなかなか調子が上がらなかったのですが、シーズン後半には、何とか本来の打撃を取り戻したような成績を残しましたが、さすがに今年は、契約してくれるチームがありませんでした。
しかし、ようやく所属が決まったという良いニュースが!
まずはマイナーでの試合に出ることになるのでしょうが、昨年後半の調子を取り戻し、なんとかメジャーに復帰、大活躍して欲しいなと思います。松井選手が復活したら、まだ、マイルが米国往復1回分はあるので、ダルビッシュ-松井の対戦を見に行きますよ!
2011年10月13日
がんばれ、田口壮!
アメリカでの選手時代、毎日のように更新されていた田口選手の日記は、とても楽しみでした。
日本に戻ってきては、更新頻度はめっきりと減ってしまっていたのですが、今日、今年最後のブログ記事がアップされていました。そして、そこにはとても残念としか言いようのないことと、とてもうれしいことが書いてありました。
「野球には、誰かの成長に目を見張るという楽しみもあったんですね。それとも、自分以外に目が向くようになったのは、僕自身の成長と捕らえてもいいのでしょうか。」
元メジャーリーガー、田口壮選手の9月5日のブログ(「修学旅行の写真のような」)の一節です。
これを読んだときには、もしかしたら、今年で引退、コーチ就任なのかもしれないなと残念に思いました。出足は遅れたものの、よい活躍を見せていた今シーズンも、終盤に成績を落とし、シーズン終わりに近づき2軍に落ちていたからです。
ところがです!
うれしいことに、今日のブログ(「ありがとうございました」)では、来シーズンの現役続行を宣言しているではないですか!
メジャー挑戦中、高額の契約を結んだにも関わらずマイナーリーグに落とされ、苦労を重ねた後、ワールドチャンピオンになるという貴重な経験を、日々のブログで、時にはおもしろおかしく、時にはめげながらも、普通の人の目線で日々紹介してくれた、濃密な数年間の苦闘・活躍の日々をファンは覚えています。今日のブログによると、今回、とても残念としか言いようのない理不尽なことがあったようですが、また、乗り越えてくれることでしょう。
松井やイチローの日々の試合成績が大きく新聞に取り扱われる脇の、
「田口、3Aで2打数安打なし」
だけの小さなベタ記事の陰には、決して報道されることはない魅力的な野球の世界が広がっている。それを、教えてくれたのは田口選手です。
来シーズン、元気なプレーを見せてくれること、そして、再び選手としての目線で、野球の魅力をたっぷりと語ってくれることを楽しみに待っています!
田口選手のアメリカ時代のブログは以下の三冊に。今読んでも最高に面白い。
田口選手の日記で書かれた日々を、妻の目線から。こちらも大変に面白い。
この本にも田口選手が登場。他もなかなか面白い。Amazonで内容も少し読めます。
イトイさんの田口さんインタビューも、流石に面白い。
野球のカミサマ、初球だけ狙わせてください。
25番目のピース
田口選手のプレー、せっかく日本に戻ってきたのに、2~3試合しかまだ見れていない。もっと見たいぞ!
今度は出場機会の多いチームに行ってほしいなあ。。。
生田口
退屈で感動的な梨田野球など
2011年10月04日
中学野球観戦
先週末は、少年野球で応援していた子どもたちの所属する中学のチームが勝ち上がってきたので、札幌市の中学校の野球大会、準決勝の試合を見に行った。
残念なことに、直接知っている子どもたちは1人しか試合に出れなかったのだが、それでもベンチの中には、控えでも元気よく応援する知った顔が何人もいるのを久しぶりに見ることができてうれしかった。
中学野球の試合を見るのは初めてだったのだけども、さすがに市の準決勝ともなるとレベルが高い。投手の球は速いし、スイングも鋭い。一つ一つのプレーに野球らしい意図はあるし、少年野球とは全然違うなあと感心して見ていた。(自分の所属する草野球チームも、おそらく勝てない)
そして、大きく違うのは、選手に浴びせられる怒号がないこと。
少年野球の試合でどうしようもなく残念だったのは、試合中、監督、コーチ陣、(そして時には親たちからも)ミスをした子どもに向かって、理不尽な怒声が浴びせられることが日常茶飯事だったこと。当然、子どもたちは萎縮する。野球嫌いになってしまう子も少なくなかっただろう。
昔の軍隊式の訓練のような野球を経験した野球少年達が大人になり、指導者になり、自分が経験したように子どもたちを指導するという残念な負の循環。
1試合見ただけだけれども、少なくとも、見に行ったチームの子どもたちは、試合中、怒鳴られることもなく、守備が終わったときには全員がベンチを飛び出して選手を迎え、好プレーが出たときには飛び上がって歓び、試合中に笑顔も出ていて、伸び伸びとプレーしていた。良い試合だった。
来週は決勝戦。
応援に行けるかどうかわからないけれど、きっと良い試合をしてくれるだろう。

残念なことに、直接知っている子どもたちは1人しか試合に出れなかったのだが、それでもベンチの中には、控えでも元気よく応援する知った顔が何人もいるのを久しぶりに見ることができてうれしかった。
中学野球の試合を見るのは初めてだったのだけども、さすがに市の準決勝ともなるとレベルが高い。投手の球は速いし、スイングも鋭い。一つ一つのプレーに野球らしい意図はあるし、少年野球とは全然違うなあと感心して見ていた。(自分の所属する草野球チームも、おそらく勝てない)
そして、大きく違うのは、選手に浴びせられる怒号がないこと。
少年野球の試合でどうしようもなく残念だったのは、試合中、監督、コーチ陣、(そして時には親たちからも)ミスをした子どもに向かって、理不尽な怒声が浴びせられることが日常茶飯事だったこと。当然、子どもたちは萎縮する。野球嫌いになってしまう子も少なくなかっただろう。
昔の軍隊式の訓練のような野球を経験した野球少年達が大人になり、指導者になり、自分が経験したように子どもたちを指導するという残念な負の循環。
1試合見ただけだけれども、少なくとも、見に行ったチームの子どもたちは、試合中、怒鳴られることもなく、守備が終わったときには全員がベンチを飛び出して選手を迎え、好プレーが出たときには飛び上がって歓び、試合中に笑顔も出ていて、伸び伸びとプレーしていた。良い試合だった。
来週は決勝戦。
応援に行けるかどうかわからないけれど、きっと良い試合をしてくれるだろう。

2011年07月17日
草野球で再会の日
メンバーが9人ギリギリなのでと、所属の野球チームからお呼びがかかり、雨の中、今シーズン2試合目の草野球をしてきた。
とりあえずは、怪我しないように最終回までプレーすることだけを目標に-代りのメンバーはいない-、何とかこなしてまいりました。バッティングセンターも素振りもなしに入った最初の打席で全くタイミング合わずに空振りした後に、なぜかヒットを打って、今シーズン初打点。次の打席も、前の打席と全く同じ。全く打てる気はしないのだけれども結果は良し。ここで、代りのメンバーがいれば代えてもらって、今シーズンは打率10割で終われるのに・・・
結局、最後まで、全くタイミング合わないままに終わりましたが、試合は勝ったしケガはしなかったし予定外のヒットも打てたし、よかったよかった(^^)
最初の打席で、相手のキャッチャーを見たら、以前に入っていたチームメイト。久しぶりにおしゃべりでき、塁上で近況交換。最終打席、リリーフで出てきた凄く速いボールを投げるピッチャーにあっけなく三振したのですが、実は、彼もそのチームのメンバーでした。試合後に話してようやく思い出し、びっくり。当時は、もっとコントロール悪かったような。。。
それにしても、高校野球経験者が沢山いそうな20代のチームに、素人のおっさんチームが完勝するのだから、草野球は面白いものですな。

2011年06月22日
シーズン開幕
先週末、メンバー不足の報を受け、今シーズン初めてチームに合流しました。
幸いなことに10人いたのでベンチで応援させてもらい、早めの途中交代は丁重にお断りし(^^)、それでも最後の1イニングだけは出場させてもらいました。リードしていたので気楽な代打でしたが、バットを一度も振ることなく一塁に行くしかなく、相手エラー、ワイルドピッチ、最後は内野ゴロでホームインと過酷なまでに走らされ、得点1を記録。幸いなことに怪我することなく、その裏の守備も無難にこなし(ボールは飛んでこなかった)、結果的にそれが決勝点になりチームに貢献できたのでした。
最後はもう体力切れだったので延長戦になったらどうしようかと思ってましたが、

2011年05月04日
StubHubを使ってみた
MLBの中継を見ていると、日本のプロ野球と違うところがとても多いことに気がつくが、その一つは、観客の入り方。
日本では、外野スタンドがぎっしりと満員でも内野はガラガラという試合がたくさんあるのだが、TVで中継されるMLBの試合を見る限り、そんな試合はまずない。観客があまり入っていない試合でも、観客が多く入っているのは試合を見やすい内野席であり、外野スタンドはガラガラだったりする。
試合を見やすいのは絶対に内野スタンドなのだが、日本には、集団となり大音量で応援することを楽しむ人たちがいることがその違いの理由の一つで、そういう集団応援の風習を持たない米国では、野球を観戦するに適した内野席で見ようと考える観客が多いのだろう。
もう一つの理由は、チケットの販売方法の差にもあるのかなと思う。
内野席が外野席に比べて高額なのは、日米どちらも同じ。高額な内野席のシートは、シーズン前に年間シートとして主に企業向けに販売され球団の安定収入となるので、個人が1試合だけ見に行くには、それなりに高額な出費となる。
例えば次のような感じ。(一塁側ベンチ裏の方のシートと外野席の前の方の席の、ある日の一例)
札幌ドーム(ファイターズ)
SS指定席 5,500円
外野席 1,800円
東京ドーム(ジャイアンツ)
指定席S 5,900円
外野指定席 2,000円
セーフィコ・フィールド(マリナーズ)
60ドル(Lower box)
27ドル(Lower outfield Reserved)
ドジャー・スタジアム(ドジャース)
100ドル(Infield box)
18ドル(Left Field Pavilion)
内野席が高額でも人が集まるのは、比較的、MLBの観客に野球を見ようという客が多いこともあるが、チケット再販の仕組みがあるためではないか。
ウェブサイトから、公式な価格でオンラインでチケットを簡単に買うことができるのは日本のプロ野球も同様だが(少なくともファイターズは買える。他も買えますよね?)、MLBの方は、個人販売の仲介を行うサイトにもリンクしてあり、そこからも簡単にチケットを入手することもできる!
それがStubHub
結局の所、年間シートで企業売買されたチケットは空席になることが多く、日本では金券ショップに出回ってはいるが入手しにくく、結果的に内野席の空席が多くなる。米国では、オンラインで簡単に(安く)入手できるので、内野スタンドから埋まってゆくのではないか。
例えば、今回、セーフィコ・フィールドの60ドルの指定席を、何試合かStubHubを通して買ったが、20~30ドルで入手でき、試合によっては外野席の公式価格より安く入手できたことになる。面白いのは、外野ファール側の最前列(テレビで見ていると、ファウルボールを取ろうとして、フェンスからファンが身を乗り出すような席)は、公式価格では40ドルなのだが60ドルで売りに出されていたり、個人販売なのでチケット毎に値付けが細かく異なること。プレミアムが付く試合などでは、ぐーんと価格が跳ね上がるらしい。
この仕組み、リーグの公式ページから金券ショップのチケット業者のチケットを買えるようなものだが、とても良いと思う。
日本のプロ野球でも、ぜひ採用して欲しいな。
球場ツアーで入ったセーフィコ・フィールドのスイート席からの眺め。この席はもちろんStubHubでも買えない。
2011年04月20日
今シーズン初観戦は
今シーズンになって初めて球場に足を運びました。いつもの札幌ドームではなく、何とシアトルのセーフィコ・フィールドです。
初めて生でプレーを見るイチロー。今日は何と4安打2打点の大活躍。盗塁も美技もあり。速かった。かっこよかったなあ。
イチメーターの人も大喜びで踊ってました。
おまけ。
敗戦処理で登板し、最後の2回でボコボコ打たれ7点取られたタイガースの投手。
あれっ?ファイターズで活躍したトーマスじゃないですか。次はがんばれ!
2011年03月21日
TVで野球観戦
昨日は、久しぶりにTVで野球観戦。ファイターズ対タイガースでしたが、オープン戦らしからぬ引き締まった好ゲームでした。選手達の一つ一つのプレーへの集中度は、いつものペナントレースのゲーム以上だったかもしれません。ドラやラッパの鳴り物自粛の応援も、それがないからといって盛り上がりに欠けるようなこともなく、もう、これからはずっと自粛して下さいという感じ(^^)
正直なところ、今年は野球なんてどうでもいいかなとも思うのですが、ちょっとだけ見てみようと思ったTV中継で、予想以上にくつろいだ時間を過ごすことができました。
それにしても、セリーグの「延長戦なし」っての酷いな。野球に興味がなく、野球の試合結果のみに興味のある人たちの考えそうなことだけれど、ルール変えてゲームをつまらなくしちゃいかんでしょ。
2010年12月16日
どうせなら芝を張りましょうよ
公立学校のグランドって、野球だけではなく多目的なグランドですよね。一部活の都合で芝をはがすのは言語道断。
「たけたけの部屋」より引用
「フィールド・オブ・ドリームス」の原作者キンセラの「野球引込線」という短編集の中に、「天然芝の歓び」(原題はThe Thrill of the Grassです)という素敵な小篇があります。
この小説の魅力は、野球好きの主人公の思いがリアルに深く描写されているところにあるのですが、(例えば、「わたしは一塁側から野球を見るように娘たちを育てた。」とか、ぞくぞくするような言葉がちりばめられているのです。すごく良いでしょう?)話の筋を単純に言うと、「1981年のメジャーリーグのストライキ中の無人の球場に、主人公達が夜な夜な忍び込み、勝手に人工芝を少しずつ天然芝に張り替えていく」お話です。
大好きな作品なのですが、いや、まさか、グランドの芝を大胆にはがしちゃう人たちがいるなんて、驚きです。
もともと野球は芝の上でやるスポーツですから、芝がガタガタで気にくわないなら、きれいな芝に張り替えてくれれば問題にならなかったのにね!
2010年11月24日
少年野球の指導について
長男と探していた野球チームが見つかりました。
これまでもいろんなチームを見学してきたのですが、
求めているようなチームが見つかりませんでした。
私が少年野球に求めていたものは、
明くるく伸び伸びと練習したり試合をしたりしているチームです。
これまで見学したチームは怒声、罵声の飛び交い、
無駄に長い練習や、
結果を恐れながら試合をしているチームばかりでした。
「野球のこと」ナイストライ!白井一幸オフィシャルブログ
今シーズンでチームを卒業となった長男と一緒に3年間少年野球の世界を覗いてきましたが、元プロ野球選手の白井さんにして、子どもを入れたいチームがなかなか見つからなかったというのがほんとうによくわかります。
土日の時間が全くなくなってしまうにもかかわらず、監督やコーチをしているボランティアの少年野球指導者の方々には本当に頭が下がります。しかし、3年間で多くのチームと対戦したのですが、子どものミスに罵声を飛ばさないチームは、皆無と言ってよいくらいだったことは残念でなりません。
おそらく、多くのチームの指導者の方々は、昔々、自分たちが高校生や大学生の頃に味わった「厳しい野球」の経験が邪魔をして、小学生相手に罵声を飛ばしてしまうようになってしまっているのではないでしょうか。
その方々も、小学生の頃には(大人に邪魔されずに)楽しく伸び伸びと野球を好きになったのでしょうから、何とかそれを思い出してほしいものです。
野球離れの時代と言われて久しく、野球のできるグランドや公園の整備とか、プロ野球選手との交流の場とか、いろいろな試みが工夫されてきていますが、”楽しく野球のできる場(チーム)”があちこちにできるように、指導者の方々への教育が最優先だと強く思う今日この頃であります。
タグ :少年野球
2010年09月19日
退屈で感動的な梨田野球など
もしかするとダルビッシュのピッチングを見れるのも最後になるかもしれないことに気がつき、凡戦を繰り広げる印象が強いファイターズ-バファローズ戦だけれども、いそいそとドームに向かいました。
前半、全く調子の上がらない様子のダルビッシュでしたが、バファローズはいつもの雑な攻撃で点を取れる気配なし。(田口を使えばいいのにね。何を考えているんでしょうか、岡田監督は)そして、またいつものようにミスがらみでファイターズが点を取り、あとは試合が終わるのを待つだけというような、両チームプレーオフ出場がかかっているにしては内容の乏しいゲームでした。
ファイターズも、先制した直後、いつもの1点を取りに行く(1点しか取りに行かない)方針を貫徹するように「全く奇襲になっていないスクイズ」を決行し予定通りに失敗するとか、8回の代打に中田を出すしかないようなチャンスに何もしないとか、いつもの梨田野球を見せてくれ、そのあまりの退屈さに感動を覚えましたが、今日はダルビッシュを見れただけでよしとしましょう。今年、選手の成績は投打ともに良いのにかかわらず順位は低迷した原因は采配の下手さ。まあ、シーズン終了後に梨田監督はしっかりと責任を取ってくれることでしょう。
イチローやゴジラ松井がまだ元気なうちに早くMLBに行って欲しいなあと、ようやく調子が上がってきたダルビッシュの最終回のピッチングを見て思ったのでした。
そろそろアメリカに行ってもいいと思うな
田口は9回に代打で登場するも三振。もったいない使い方だなあ
2010年09月17日
球場観戦、TV観戦
久しぶりに札幌ドームで野球観戦。まるで消化試合のように淡々と進み、見所がほとんどなかった。強いて言えば、珍しい振り逃げによる得点シーン、この打球に追いつくのか!という糸井選手の素晴らしい守備、そして追いついたその打球をグローブで無様に弾いてしまいエラーに記録されてしまう守備をワンプレーで見れたことくらいが今日の収穫か。まあ、こういうときもあるでしょう。

森本選手のタイムリーヒットは良かった(この試合唯一のタイムリーヒット)
本当は昨日見に行こうと思っていたのだけれど、結局、昨日はTV観戦。外野のフェンス越しに客がインプレーの打球を捕ってしまうという酷い行為に対してtwitterで「退場させなきゃ」とつぶやいたところ、すかさず「悪気があった訳じゃないので許そうよ」的な信じられない反応が次々と返ってきて驚いた。アホか。
TVの解説者(元投手)がこの客の行為について何も言わないのは良くないと思ったが、ラジオの解説者(元投手)がその客を庇ったらしい(twitterで目にした情報なので実際は違うのかも知れないが。違ったらいいな。)のには呆れるほかなかった。
大人は子どもに対して「赤信号を渡っちゃいけない」とか指導しなければならないのに。そして、そういう教育が必要なんだなあと、アホな反応を見てしばし考え込んでしまった。ああ、ばからしい。

森本選手のタイムリーヒットは良かった(この試合唯一のタイムリーヒット)
本当は昨日見に行こうと思っていたのだけれど、結局、昨日はTV観戦。外野のフェンス越しに客がインプレーの打球を捕ってしまうという酷い行為に対してtwitterで「退場させなきゃ」とつぶやいたところ、すかさず「悪気があった訳じゃないので許そうよ」的な信じられない反応が次々と返ってきて驚いた。アホか。
TVの解説者(元投手)がこの客の行為について何も言わないのは良くないと思ったが、ラジオの解説者(元投手)がその客を庇ったらしい(twitterで目にした情報なので実際は違うのかも知れないが。違ったらいいな。)のには呆れるほかなかった。
大人は子どもに対して「赤信号を渡っちゃいけない」とか指導しなければならないのに。そして、そういう教育が必要なんだなあと、アホな反応を見てしばし考え込んでしまった。ああ、ばからしい。
2010年06月03日
引き分け

今日の試合、ライトスタンドのカープ応援団の声援が凄かったです。赤のレプリカユニフォームを着た千葉ロッテの応援の人たちかと思ってしまいました。
2010年05月07日
2010年03月31日
生田口

「田口が打って、ファイターズが勝つ」のがうれしいのだが、今日の田口は残念ながらノーヒット。まあ、こういう日もある。それでも良いバッティングをしていたし、堅実な守備も見せてくれたので、それでよし。そして、8回までリードしていたファイターズは9回にリリーフが打たれて逆転負け。そういうこともある。というか、今年はそういうことばかりなので、こちらはどうにかならんかなあ。
ファイターズの方が、今年はもう見なくていいやと思えるくらいの元気のなさ。パワーヒッターを補強してくれないかなあ。ボッツでいいから。中田が早く打ち出してくれればいいのだけれども。
岡田監督、本日は通算400勝おめでとうございます。カブレラに代走バイナム、続けてラロッカに代走バルディリスを出し球場をどよめかせた9回の采配、しびれました。ファイターズには真似できないんですよね~
2009年10月19日
公式戦終了
今日の2回戦に負け、今シーズンの少年野球の公式戦は全て終了。インフルエンザの学年閉鎖のため5年生がお休み。試合には負けたが、6年生全員がフル出場できたのは良かった。試合が終わると子供たちは涙、涙(自分のミスが悔しくて試合中に泣き出す子もいた)。皆、一生懸命にプレーするのが伝わってきたし、それぞれの子に見せ場があったので、よい終わり方だったと思う。
タグ :少年野球