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2015年09月23日

「職業としての小説家(村上春樹)」を読んだ

 「MONKEY」や「考える人」の連載を纏めた本だった。そのため、いくつかの章を既に読んでいたこと、他のエッセイでも良く触れている内容だったため新鮮味はなかった。それでも、つまらなかった訳ではない。
 小説を書くときの登場人物、ストーリーの展開について書き始める前に決まっている訳ではなく、書いていくうちに登場人物が作者の意図を超えて勝手に話し出しストーリーが自由に動き出すようなことを、この本の中でも書いていた。 
 今までそれを読む度に、作家というのはそういうものなのかなあと今ひとつピンとこなかったけれども、この本を読むうち、自分にもそういうことはあるなあと思い当たった。
 それはもちろん夢の中でのことではあるのだけれども、知人であったり全く知らない人であったりする登場人物が、自分に対して、自分ではとても思いつかないような発想でものを言い、そういう発想や考え方があるのかと驚かされたりすることが、ときどきある。
 その登場人物も、夢を見ている自分の中から生まれているはずなので、どこから自分とは違う発想が出てくるのだろうか、夢って不思議だなあと目が覚めてからいつも思うのだけれども、もしかすると、それと似ているのかも知れないと思った。小説家は、キーボードを叩きながら夢の中に降りて行くことができるのかな。
 
 ところで、この本、紀伊國屋書店がネット書店への対抗策として初版の9割を買い占めたことで話題を集めたが、それにしてはネットで品切れになることもなかったようで、何の不都合もなく買うことができた。すぐさま大増刷された第2刷が届くのかとも思ったがそうではなかった。いったい何だったんだろうな。



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