中学野球観戦

ひーら

2011年10月04日 22:24

先週末は、少年野球で応援していた子どもたちの所属する中学のチームが勝ち上がってきたので、札幌市の中学校の野球大会、準決勝の試合を見に行った。
残念なことに、直接知っている子どもたちは1人しか試合に出れなかったのだが、それでもベンチの中には、控えでも元気よく応援する知った顔が何人もいるのを久しぶりに見ることができてうれしかった。

中学野球の試合を見るのは初めてだったのだけども、さすがに市の準決勝ともなるとレベルが高い。投手の球は速いし、スイングも鋭い。一つ一つのプレーに野球らしい意図はあるし、少年野球とは全然違うなあと感心して見ていた。(自分の所属する草野球チームも、おそらく勝てない)

そして、大きく違うのは、選手に浴びせられる怒号がないこと。

少年野球の試合でどうしようもなく残念だったのは、試合中、監督、コーチ陣、(そして時には親たちからも)ミスをした子どもに向かって、理不尽な怒声が浴びせられることが日常茶飯事だったこと。当然、子どもたちは萎縮する。野球嫌いになってしまう子も少なくなかっただろう。

昔の軍隊式の訓練のような野球を経験した野球少年達が大人になり、指導者になり、自分が経験したように子どもたちを指導するという残念な負の循環。

1試合見ただけだけれども、少なくとも、見に行ったチームの子どもたちは、試合中、怒鳴られることもなく、守備が終わったときには全員がベンチを飛び出して選手を迎え、好プレーが出たときには飛び上がって歓び、試合中に笑顔も出ていて、伸び伸びとプレーしていた。良い試合だった。

来週は決勝戦。
応援に行けるかどうかわからないけれど、きっと良い試合をしてくれるだろう。










関連記事