少年野球の指導について

ひーら

2010年11月24日 22:12

長男と探していた野球チームが見つかりました。
これまでもいろんなチームを見学してきたのですが、
求めているようなチームが見つかりませんでした。
私が少年野球に求めていたものは、
明くるく伸び伸びと練習したり試合をしたりしているチームです。
これまで見学したチームは怒声、罵声の飛び交い、
無駄に長い練習や、
結果を恐れながら試合をしているチームばかりでした。

「野球のこと」ナイストライ!白井一幸オフィシャルブログ


今シーズンでチームを卒業となった長男と一緒に3年間少年野球の世界を覗いてきましたが、元プロ野球選手の白井さんにして、子どもを入れたいチームがなかなか見つからなかったというのがほんとうによくわかります。
土日の時間が全くなくなってしまうにもかかわらず、監督やコーチをしているボランティアの少年野球指導者の方々には本当に頭が下がります。しかし、3年間で多くのチームと対戦したのですが、子どものミスに罵声を飛ばさないチームは、皆無と言ってよいくらいだったことは残念でなりません。
おそらく、多くのチームの指導者の方々は、昔々、自分たちが高校生や大学生の頃に味わった「厳しい野球」の経験が邪魔をして、小学生相手に罵声を飛ばしてしまうようになってしまっているのではないでしょうか。
その方々も、小学生の頃には(大人に邪魔されずに)楽しく伸び伸びと野球を好きになったのでしょうから、何とかそれを思い出してほしいものです。
野球離れの時代と言われて久しく、野球のできるグランドや公園の整備とか、プロ野球選手との交流の場とか、いろいろな試みが工夫されてきていますが、”楽しく野球のできる場(チーム)”があちこちにできるように、指導者の方々への教育が最優先だと強く思う今日この頃であります。



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