野球と余談とベースボール(田口壮)
野球と余談とベースボール (マイナビ新書)
「野球のできるエッセイスト」田口壮選手が引退してから初めての著書。野球を仕事にして暮らした事件だらけのアメリカ生活をリアルタイムで語っていたこれまでの3冊の本が抜群に面白かっただけに、よくある普通の選手OB本になってしまったこの本は少し残念。とはいえ、大谷選手のメジャー挑戦をどう思っていたかなど、現場にいた人ならではの考え方に、なるほどと思うところたくさんありました。
読んでいて、思わず「そうだ!」と言ってしまったのは、外野フェンスを低くしようという提言。日米を経験した名外野手の意見、どこかの野球場で参考にしてくれないかなあ。
しかししかし、読むなら
何苦楚日記や
タグバナ。そして、奥さんの書いた
メジャーリーガーの女房 ~ヨメだけが知る田口壮の挑戦、その舞台裏~ (マイコミ新書)の方ですね(^^)
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